普段Google検索をしているとき、日本のサイトだけでなく海外のサイトを表示したいときはありませんか。
プログラムのコードの検索や海外の最新情報について調べるときなどには海外のサイトの方が情報が多いことも多々あるので検索結果に海外のサイトを表示させたい人もいるはずです。(私もその一人です)
今回は日本にいながら海外の検索結果を表示する方法について解説したいと思います。
仕組みとか知らなくていいよって方へ
私がよく使う国のgoogle検索のページです。以下のリンクからアクセスできます。
- アメリカ・・・https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en&pws=0&gws_rd=cr
- イギリス・・・https://www.google.com/webhp?gl=uk&hl=en&pws=0&gws_rd=cr
- スペイン・・・https://www.google.com/webhp?gl=es&hl=es&pws=0&gws_rd=cr
- 中国・・・https://www.google.com/webhp?gl=cn&hl=zh&pws=0&gws_rd=cr
- ロシア・・・https://www.google.com/webhp?gl=ru&hl=ru&pws=0&gws_rd=cr
パラメータを設定する
海外の検索結果を表示したい場合、4つのパラメータを設定してください。
- 場所を指定するパラメータ「gl」
- 言語を指定するパラメータ「hl」
- リダイレクトを無効にするパラメータ「gws_rd=cr」
- パーソナライズ検索を無効にするパラメータ「pws=0」
gl:場所を指定するパラメータ
国を指定することのできるパラメータです。アメリカならば「us」、中国ならば「cn」のように設定します。国コードにはISO 3166-1 alpha-2 が使われているので調べたい国のコードを探してみてください。
hl:言語を指定するパラメータ
言語を指定することのできるパラメータです。英語ならば「en」、中国語ならば「zh」のように設定します。言語コードには、ISO 639-1 が使われているので調べたい国のコードを探してみてください。
gws_rd=cr:リダイレクトを無効にするパラメータ
これを設定するとリダイレクトを無効にできます。
pws=0:パーソナライズ検索を無効にするパラメータ
パーソナライズ検索を無効化することができます。
ちなみにパーソナライズ検索とは、ユーザーの性別・年齢・趣味などをGoogleが分析した上で、最適化した検索結果を表示してくれる機能のことです。
これは設定してもしなくても構いません。
実際にやってみる
まず日本のGoogle検索ページhttps://www.google.co.jpにアクセスします。
画面上部のリンクの部分を書き換えます。
先ほどのパラメータを加えるだけです。
ここではアメリカのGoogle検索画面を表示したいので「gl=us」、「hl=en」としています。
アメリカ版のGoogle検索画面が表示されました。
これで検索したいワードを入力して検索すればアメリカ版の検索結果が表示されます。
まとめ
上記のやり方でパラメータを書き換えて海外の検索結果を表示することができます。
ただ実際にその国にいないと使えない機能もあり、検索結果がその国にいるときと全く同じというわけではないので注意が必要です。