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工業力学 計測工学

ばらつきと誤差、精度と確度(正確度)の違いについて解説

理系大学で実験があると必ず目にする「ばらつき」、「誤差」、「精度」、「確度」、「精密度」、「正確度」などの言葉

どめ
ややこしくて仕方ない

今回は、これらの似たようで違う意味の言葉の意味について解説していきたいと思います

 

それぞれの意味

ばらつき

ばらつきとは、データがどれだけ散らばっているかの程度を示すものです

測定したデータが散らばっていると "ばらつきが大きい" 、集中していると "ばらつきが小さい" ということになります

 

誤差

誤差は、真値と測定値の差、または期待する値と測定値の差のことをいいます

「誤差=測定値−真値」で表されます

 

精度(精密度)

精度は、データがどれだけ散らばっていないかの程度を示すものです

測定したデータが集中している場合は "精度が高い" 、散らばっている場合は "精度が低い" ということになります

 

確度(正確度)

確度は真値と測定値、または期待する値と測定値がどれだけ近いかを示すものです

つまり誤差が小さいときは "確度が高い" 、誤差が大きいときは "確度が低い"といいます

 

図で解説

さきほどの言葉をまとめると、「ばらつきが小さいものは精度が高く、誤差が小さいものが確度が高い」ということになります

これらの言葉は図で示すと分かりやすいです。以下の図を見てください

 

 

中心を真値とすると

青:まとまっており、真ん中近くに存在している → ばらつきが小さいので、精度が高い、誤差が小さいので確度が高い

赤:まとまっていはいるが、真ん中からはずれている → ばらつきが小さいので、精度が高い、誤差が大きいので確度が低い

緑:まとまってはないが、真ん中近くに存在している → ばらつきが大きいので、精度が低い、誤差が大きいので確度が低い

紫:まとまっていないし、真ん中からもずれている → ばらつきが大きいので、精度が低い、誤差が大きいので確度が低い

ということになります

 

まとめ

今回は、「ばらつき」、「誤差」、「精度」、「確度」、「精密度」、「正確度」などの言葉の意味を解説しました

一般には、「精度」などの言葉で括られて使用されることもありますが、厳密にはこのような使い分けがあります

しっかりと理解して使い分けられるようにしましょう

 

[追記] 正確さと精度の違いについてTEDに動画がありましたのでリンクを共有しておきます

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